缶バッジのアレンジ方法に、悩んだことはありませんか?この記事では、アレンジの下準備から缶バッジの簡単アレンジ方法10選までをご紹介します。
アレンジ方法はいずれも簡単で、道具も100円ショップで揃うものばかりです。お気に入りの缶バッジをさらにアレンジして、あなただけの推し活を楽しんでみてください。
缶バッジをアレンジする前の下準備
缶バッジをアレンジするための下準備には、まずピンを取り外す作業が必要です。この作業は、ニッパーを使用してピンの根本を切り、その後引き抜くことで簡単にできます。
安全のため、ニッパーを使う際はピンが飛び散らないよう袋の中で作業します。とくに、お子様がリメイクに挑戦する場合は、必ず大人の監督の下で行ってください。
フックピンの場合は、缶バッジの裏のピンをニッパーで根本から切り、フック部分をつまんで引っ張り出します。これで下準備は完了です。缶バッジを傷つけずにリメイクしたい方は、可愛いラッピングを利用することがおすすめです。
缶バッジの簡単アレンジ方法4選
缶バッジの簡単なアレンジ方法には、以下の4つが挙げられます。
- マグネットにアレンジ
- ストラップやキーホルダーにアレンジ
- ロゼットにアレンジ
- ヘアゴムにアレンジ
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。
1.マグネットにアレンジ
缶バッジをマグネットにアレンジする方法は、冷蔵庫やホワイトボードに貼り付けられる実用的でデザイン性の高いアイテムを作成できます。
【準備物】
・缶バッジ(下準備済み)
・マグネットシート
・ハサミ
【作り方】
①缶バッジのサイズに合わせてマグネットをカットする
②同じサイズのマグネットを2枚用意する
③剥離紙を剥がす
④2枚重ねて缶バッジに貼り付けたら完成
マグネットを重ねるのは、缶バッジの内側にある溝を埋めるためです。マグネットシートは薄いため、缶バッジの大きさによっては4~5枚重ねる必要があります。マグネットシートを節約したい場合は、厚紙を重ねて使用することも1つの方法です。
2.ストラップやキーホルダーにアレンジ
缶バッジをキーホルダーやストラップにアレンジする方法には、いくつかの手順があります。
【準備物】
・缶バッジ(下準備済み)
・ヒートン
・ドリル(またはインパクトドライバー)
・ストラップやキーホルダーの金具
・三角吊りカン
【作り方】
①接続金具(ヒートン)を用意する(小さい方が目立たず仕上がりが綺麗)
②ドリルで穴をあける
③ヒートンをねじ込んで取り付ける
④ヒートンにストラップやキーホルダーの金具を取り付ける
<工具を使わずに作成する場合>
①三角吊りカンを用意する
②三角吊りカンを接着剤でバッジに固定する
③キーホルダーやストラップの金具を接続する
裏面のピンが気になる場合は、最初にニッパーで切り取ってください。三角吊りカンはホームセンターや100円ショップで手に入ります。これらの方法で、オリジナルのキーホルダーやストラップを作成できます。
3.ロゼットにアレンジ
オリジナルロゼットの制作は、100円ショップのアイテムを利用することで簡単に作れます。これは単体での使用はもちろん、痛バッグのアクセントとしても人気があります。
【準備物】
・缶バッジ(下準備済み、44mmサイズの缶バッジがおすすめ)
・ロゼット(ダイソーのラッピング用品)
・両面テープ
【作り方】
①缶バッジの裏に両面テープを二重に貼る
②ロゼットを強くテープに押し付けたら完成
ロゼットの裏には針金が付いているため、さまざまな場所に簡単に取り付けることが可能です。この方法で、手軽にオリジナルロゼットを作成できます。
さらにアレンジとして、リボンやレーステープなどを使ってロゼットを飾りつければ、より華やかで豪華な缶バッジアレンジが作れます。
4.ヘアゴムにアレンジ
缶バッジをヘアゴムにアレンジするには、100円ショップで売られているヘアゴムとヘアゴム用の台座を用意してください。
【準備物】
・缶バッジ(下準備済み)
・ヘアゴム
・ヘアゴム用の台座
【作り方】
①台座の裏に接着剤を塗る
②缶バッジの裏に接着して固定する
さらに、バレッタ用の金具を別途購入すれば、バレッタとしても使用でき、髪を縛る以外にも楽しめるアイテムとなります。
缶バッジを傷つけない飾り方6選
缶バッジを傷つけない飾り方には、以下の6つが挙げられます。
- ラッピングする
- コルクボードにつける
- ウォールポケットに入れる
- グラスやボトルに入れる
- スタンドケースを活用する
- メダルケースに収納する
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。
1.ラッピングする
缶バッジをおしゃれにラッピングするには、100円ショップで入手可能なアイテムを使うと簡単で可愛い仕上がりになります。以下の3つの方法を参考にしてください。
- 缶バッジロリポップ
- 缶バッジキャンディ
- ギフト風ラッピング
それぞれ作り方をみてみましょう。
<缶バッジロリポップ>
【準備物】
・缶バッジ(下準備済み)
・マスキングテープ
・リボン
・ストロー
・OPP袋(57mm缶バッジやハート缶には、カードスリーブのサイズがおすすめ)
・ハサミ
【作り方】
①缶バッジに合わせてストローを切り取る
②カットしたストローをピンの中に通し、マスキングテープで固定する
③OPP袋をかぶせる
④リボンを結んだら完成
ストローの柄やリボンなど、色や柄を推しカラーに合わせられます。多めに作って並べたり、瓶に入れたりして飾ればより可愛さがまして華やかになります。
<缶バッジキャンディ>
【準備物】
・缶バッジ(下準備済み)
・OPP袋(缶バッジより大きいサイズのもの)
・モール
・ハサミ
【作り方】
①OPP袋を開く(使う缶バッジが包めるくらいのサイズ)
②缶バッジをくるんで、片方ずつねじる
③ねじった部分をモールで止め、余った部分をカットする
1つだけでも十分存在感がありますが、たくさん並べて束にしても可愛いです。
<ギフト風ラッピング>
【準備物】
・缶バッジ
・巾着バッグ
・ラッピングジップバッグ
【作り方】
①巾着バッグやラッピングジップバッグに、缶バッジを入れる
使用している材料は、どれも100円ショップで手に入るものばかりです。アレンジも簡単なため、初めて缶バッジを飾る際には参考にしてみてください。
2.コルクボードにつける
缶バッジをコルクボードにつけて収納しながらインテリアとしても楽しめます。
まずは、「ダルマタイプ」の画びょうを使用し、ボードに2つを横に並べて刺し、その上にバッジを乗せる方法です。ただし、大きな揺れや衝撃でバッジが落ちる可能性があるため注意が必要です。
次に、コードフックを利用する方法では、100円ショップで販売されているコードフックをボンドやテープで固定します。そこに安全ピンをかけるため安定感があり、付け外しも容易です。
また、小さな強力マグネットを画びょうにつけ、その反対側を缶バッジの裏につける方法もあります。マグネットを直接貼る際、バッジを傷から守るために小さな布を挟むのもおすすめです。
これらの方法で、缶バッジを便利かつおしゃれにコルクボードに展示できます。
3.ウォールポケットに入れる
透明なウォールポケットを使用すると、多くの缶バッジを綺麗に見せながらスペースを取らずに簡単に飾れます。また、これは缶バッジを保護するのにも役立ちます。
さまざまなサイズのウォールポケットがあるため、展示したい缶バッジのサイズに合わせて選ぶことが重要です。市場には缶バッジ専用のウォールポケットも販売されており、コレクションを効果的かつ美しく表示するのに理想的な方法です。
4.グラスやボトルに入れる
透明なグラスやボトルを使用して缶バッジをおしゃれに飾る方法は、インテリアとしても魅力的です。とくに大きなボトルを使う場合は、フェイクグリーンやガーランドライトを加えてさらにスタイリッシュに演出できます。
グラスにはラッピング用の紙の緩衝材を使用するなどのアレンジも可能です。缶バッジのデザインやカラーの組み合わせによって、さまざまな雰囲気を楽しめます。このような方法で、缶バッジコレクションをユニークで魅力的なインテリアとして展示することが可能です。
5.スタンドケースを活用する
缶バッジを保護しながら飾るためには、スタンドケースの活用が効果的です。スタンドケースは100円ショップにて購入可能で、傷や汚れから缶バッジを守ります。
このケースには、季節や好みに応じてデザインされた用紙を背景として入れることで、カスタマイズが可能です。
また、複数のスタンドケースを連結して使用したり、付属の壁掛け用フックシールを使って壁に飾ったりできます。缶バッジコレクションをおしゃれかつ実用的に展示することが可能です。
6.メダルケースに収納する
缶バッジを収納する際におすすめの方法として、メダルケースを使うことが挙げられます。この方法は、見た目が恰好よく、缶バッジコレクションを保護しながら収納できます。ただし、収納できるサイズには限りがある点に注意が必要です。
メダルケースは持ち運びにも便利で、とくに缶バッジの交換を楽しむ方にとっては理想的な収納方法です。このケースを使えば、スタイリッシュにコレクションを保管し、持ち歩くことが可能になります。
缶バッジのアレンジでよくある3つの質問
缶バッジのアレンジでよくある質問には、以下の3つが挙げられます。
- 質問1.缶バッジのおしゃれな付け方は?
- 質問2.缶バッジをキレイに保存する方法は?
- 質問3.缶バッジのへこみ直し方は?
ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。
質問1.缶バッジのおしゃれな付け方は?
缶バッジをおしゃれに活用する方法は、つける場所や組み合わせによってさまざまです。以下は、おしゃれな付け方の一例です。
- リュックやカバン
- 帽子
- エプロン
- ポーチなどの小物
上記のアイテムに付けることで、個性的なスタイルを演出できます。また、オリジナルの缶バッジを活用することで、さらに個性を引き立てることが可能です。周りとは一味違う独自のファッションを楽しめます。
缶バッジは、小さいながらも大きな個性を表現するアイテムとして、日常のさまざまなアイテムに取り入れられます。
質問2.缶バッジをキレイに保存する方法は?
缶バッジを汚さず、綺麗に保存するためには、以下の方法があります。
- 袋に入れて密閉する
- 袋や箱に乾燥剤を入れる
- 専用の缶バッジカバーに入れる
- 裏面の金属面を定期的に拭く
- 購入時に個別包装してもらう
いずれも、汚れる前に実施することが重要です。缶バッジの金属部分は、素手で触ってしまうと錆びてしまう可能性があります。水分や油分が付着する前に保存してください。
なお、缶バッジの保管方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【2023年最新】缶バッジをキレイに保存する方法5選|缶バッジが錆びてしまう理由もご紹介! – グラフィック機材株式会社
質問3.缶バッジのへこみ直し方は?
缶バッジのへこみを直す方法には、温度差を活用する方法と裏側から押す方法があります。
- 缶バッジを温めて冷やす
- 缶バッジの裏側から棒などを使って直す
缶バッジを温めた後、急速に冷やして凹みを直す場合、ドライヤーやお湯を使用します。冷やす方法としては、冷却スプレーや氷水を使用してください。ただし、お湯の場合サビや印刷面の損傷の可能性があります。
裏側から押す方法では、缶バッジを温めた後、裏面の小さい穴から綿棒や竹ぐしを差し込んで軽く押してください。この方法は比較的手軽に行え、缶バッジへのダメージも少ないため、試してみる価値があります。
なお、缶バッジのへこみの直し方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【初心者必見】缶バッジのへこみ直し方は2つ|へこみが直らない場合の対処法もご紹介! – グラフィック機材株式会社
まとめ
缶バッジのアレンジ方法、下準備から簡単アレンジ方法10選までをご紹介しました。缶バッジはそのまま飾っても素敵ですが、もしサビや傷などがついたら悲しい気持ちになってしまいます。傷をつけない保存方法も含めて、この記事を参考にしてみてください。
あなたの推し活がさらに素敵なものになる缶バッジアレンジを楽しんで、綺麗に缶バッジをコレクションしましょう。
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