缶バッジの錆び取り方法は3つ|錆の原因や予防するポイントを詳しく解説します!

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  • 投稿カテゴリー:缶バッジ
  • 投稿の最終変更日:2024-11-02

お気に入りの缶バッジが錆びてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。しかし、錆び取りや予防は身近なもので対応できます。

本記事では、缶バッジの錆び取り方法をご紹介します。また、錆の原因や予防するポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

缶バッジに付いた錆びの原因

缶バッジは、主にアルミやスチール、ブリキなどの金属で製造されています。これらの金属は、空気中の湿気や酸素と化学反応を起こし、酸化によって錆びが生じやすいです。

表面のデザイン部分は保護フィルムで覆われていますが、裏面の金属部分は空気に触れるため、一度錆びが発生すると、金属内部にまで広がります。最近の缶バッジは、防錆び加工が施されており、錆び防止と耐久性の向上が図られていますが、時間の経過とともにその効果が薄れる可能性があります。

1.空気や水に触れる

缶バッジの劣化を防ぐためには、湿気や水分から守る必要があります。缶バッジがよごれた際は、水で洗わず、メガネ拭きなどのやわらかい布で優しく拭き取るようにしましょう。

しかし、強く擦ると表面に傷が付くため、注意が必要です。また、雨に濡れた場合はすぐに水分を拭き取り、完全に乾燥させなければ、錆びが発生してしまいます。防錆び加工が施されていても、長時間湿気にさらされると加工が劣化しやすくなります。

2.汗や皮脂が付く

人の汗や皮脂により、缶バッジが肌に触れると、手の汗や皮脂がバッジの金属部分に付着し、錆びが発生するリスクがあります。お気に入りの缶バッジを長持ちさせるためには、手が汗ばんだり、よごれている際は、できるだけ触れないようにしましょう。

もし、これらの状態で触れてしまった場合は、乾いたハンカチや布ですみやかに拭き取るようにしてください。

缶バッジの錆び取り方法は3つ

次は、缶バッジの錆び取り方法について紹介します。

  • 木工用接着剤
  • 歯磨き粉
  • ラストリムーバー

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.木工用接着剤

錆びの部分に接着剤を薄く塗り、完全に乾燥させます。接着剤が透明になるまで待ち、その後、硬化した接着剤をゆっくりと剥がすと、接着剤に錆びが付着するため、錆びが綺麗に取り除けます。

ただし、この方法は大きな錆びには効果が薄いため、あくまで小さな錆びを除去する方法として試してみてください。実際に試してみると、意外な効果を実感できます。

2.歯磨き粉

歯磨き粉を使って歯ブラシで錆びを擦り落とし、その後しっかりと水で洗い流す方法もあります。錆びの状態が軽い場合や、早期に発見した場合に効果的です。

この方法は簡単で特別な道具を必要としないため、家庭で手軽に実践できる方法です。しかし、研磨剤が含まれている歯磨き粉は、表面に細かい傷をつける可能性があるため、大切なアイテムの場合は推奨しません。

3.ラストリムーバー

ラストリムーバーは、車のホイールやバイクのタンクの錆び取りに使われる場合が多く、ホームセンターの洗車用品売り場で入手可能です。「液体タイプ」と「クリームタイプ」の2種類があり、缶バッジには「クリームタイプ」が使いやすいです。

また、「リン酸」を含むため、漬け込み時にガスが発生する可能性があるため、使用時には十分に注意しましょう。

缶バッジの錆びを予防する3つのポイント

次は、缶バッジの錆びを予防するポイントについて紹介します。

  • 密閉容器に入れる
  • 乾燥剤を入れて保管する
  • 錆び予防の油を塗る

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.密閉容器に入れる

密閉容器に入れると、缶バッジの金属部分が空気に触れないため、錆から保護できます。また、使用頻度の低い缶バッジや展示しないものは、ジップロックなどの密閉できる袋に入れて保管するのがおすすめです。

さらに、100円ショップで購入できるチャック付きのビニール袋や専用のカバーも利用すると、錆や傷から保護できます。

2.乾燥剤を入れて保管する

缶バッジを良好な状態で保管するためには、湿度管理が欠かせません。密閉された袋や容器に収納する際には、乾燥剤を一緒に入れるのがおすすめです。

シリカゲルなどの乾燥剤は100円ショップで手軽に購入でき、湿度を下げて錆びの発生を防ぐ効果があります。しかし、乾燥剤は時間とともに効果が薄れるため、定期的な交換が必要です。

なお、缶バッジの保管方法については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

関連記事:【2023年最新】缶バッジをキレイに保存する方法5選|缶バッジが錆びてしまう理由もご紹介! – グラフィック機材株式会社

3.錆び予防の油を塗る

家庭にある食用油はベタつきやすいため、工業用の防錆油を使用するのがおすすめです。防錆油を綿棒などのやわらかい布に少量取り、缶バッジの金属部分に薄く塗布すると、金属部分が酸素や湿気から守られ、錆びの発生を防げます。

日常的に使用する缶バッジの場合も、定期的に油を塗り直すと、長期間にわたって美しい状態を保てます。

缶バッジの錆び取りでよくある3つの質問

最後に、缶バッジの錆び取りでよくある質問について紹介します。

  • 質問1.缶バッジの素材であるブリキとは?
  • 質問2.缶バッジの錆びはお酢やレモンで落とせる?
  • 質問3.缶バッジの制作業者を選ぶポイントは?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

質問1.缶バッジの素材であるブリキとは?

ブリキとは、鉄にスズでメッキ加工を施した素材です。この素材は、おもちゃの素材としてよく使われていましたが、現在でも缶詰やバケツなど、さまざまな製品に利用されています。

ブリキの最大の特徴は、美しい光沢と加工のしやすさがあります。また、耐水性や耐熱性、耐久性が高く、実用的な素材です。さらに、スズ自体に毒性がないため、安全性も高く、小さなお子様が口に入れても安心です。

質問2.缶バッジの錆びはお酢やレモンで落とせる?

錆び落としの方法として、お酢やレモン汁、コーラ、セスキ炭酸ソーダなどの方法がネットで紹介されていますが、実際の効果は限定的です。これらは、酸の力が比較的弱いため、錆びの除去には向いていません。

さらに、これらの液体には水分や添加物が含まれており、逆に錆びを促進させたり、素材を変質させたりする可能性もあります。このため、これらの方法を実践する際には注意してください。

質問3.缶バッジの制作業者を選ぶポイントは?

缶バッジ制作業者を選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。

  • 納期のタイミング

缶バッジの納期は業者によって異なり、早ければ数日、遅ければ数週間かかる場合がある。このため、希望のスケジュールと照らし合わせて選定しなければならない

  • 最小ロット数

それぞれの業者によって最小ロット数が異なるため、少量での注文が可能か確認する

  • 送料

見積もりに送料の記載がない場合、予算を超える場合がある。また、一定金額以上で送料が無料になる場合もあるため、事前に送料の金額を確認しておくのがおすすめ

まとめ

本記事では、缶バッジの錆び取り方法や錆の原因、予防するポイントをご紹介しました。

缶バッジに付いた錆びは、空気や水に触れたり、汗や皮脂が付いたりするのが原因です。これらは金属の表面と反応し、錆びを引き起こします。

また、錆び取りの方法としては、木工用接着剤を使用する方法や歯磨き粉で擦る方法、ラストリムーバーを使用する方法の3つがあります。それぞれの方法は、錆びの程度や缶バッジの状態に応じて使い分けるようにしましょう。

さらに、錆びを予防するためには、密閉容器に乾燥剤とともに入れて保管したり、錆び予防の油を塗ったりするなどの対策が効果的です。

もし、缶バッジの錆びが取れなくて見た目がよくない場合、新しい缶バッジの製造を業者に依頼するのがおすすめです。

なお、弊社が運営する「缶バッジ研究所」では、サイズや種類のバリエーションを豊富に取り揃えており、完全自社製造で高品質なオリジナル缶バッジをお届けいたします。
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