集客できる展示会ブースの特徴は3つ|意識すべきポイントや出展する際のステップをご紹介!

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  • 投稿カテゴリー:缶バッジ
  • 投稿の最終変更日:2024-11-02

展示会に参加しようと考えている方や、過去の出展で思うような成果を上げられなかった方で集客できるブースについて知りたい方もおられるのではないでしょうか。展示会への出展を成功させるためには、集客できるブース作りがポイントです。

本記事では、集客できる展示会ブースの特徴や意識すべきポイントをご紹介します。また、出展する際のステップも解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

展示会ブースのデザインで意識すべきポイントは3つ

展示会ブースのデザインで意識すべきポイントについて解説します。

  • 位置
  • 形状
  • レイアウト

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.位置

ブースの位置は、来場者の動線や周囲の環境に大きく影響を受けます。たとえば、広い通路に面したブースは多くの来場者に来てもらえる可能性が高くなります。

しかし、狭い通路では人通りが少なくなるため、訪問者数が減少しかねません。また、似たテーマのブースが近くに配置されていると、相乗効果で集客力が向上する場合があります。

出展者がブースの位置を選べる展示会では、条件のよい場所は早く埋まってしまうため、早めの申し込みがポイントです。主催者が場所を決める場合や抽選で決まる場合もあるため、希望どおりの場所に配置できない可能性も考慮しておく必要があります。

2.形状

ブースの形状は来場者の誘引に大きな影響を与えます。たとえば、通路側の面が広い長方形ブースの場合、開放的な雰囲気があり、訪問者が入りやすい印象です。

対照的に、正方形のブースは圧迫感を与えるため、来場者が入りにくくなります。そのため、正方形ブースの場合は、入り口を広くすると来場者のアクセスを改善できます。

さらに、ブースの2面以上を開放するレイアウトにすると、スペースが狭くても広く見せられるため、訪問者が気軽に立ち寄りやすいです。

3.レイアウト

ブースのレイアウトは、来場者の動線や目的に合わせて設計する必要があり、以下の種類があります。

種類レイアウトの概要
商談型1対1で話せるスペースを確保し、落ち着いて商談ができる
商品展示型商品の展示がメインで、商品を店舗のように陳列する
セミナー型椅子を並べて、来場者に向けてセミナーを開催できるようにする
体験型試用や試食など、商品を実際に体験できるスペースを設ける

また、入口付近にパンフレットを配置したり、見やすい位置で動画を流したりすると、集客率を向上できます。

さらに、来場者へ声をかけやすいようにスタッフを配置するのも効果的です。しかし、スタッフの人数は来場者数に応じて調整し、過剰にならないように注意してください。

集客できる展示会ブースの特徴は3つ

次に、集客できる展示会ブースの特徴について解説します。

  • 装飾がターゲットにマッチしている
  • 開放的で立ち寄りやすい
  • アピールポイントがわかりやすい

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

1.装飾がターゲットにマッチしている

目立つデザインは必ずしも集客にはつながりません。よくある失敗例として、パネルやモニター、装飾を派手にしすぎているケースが挙げられます。

これでは「誰に何を届けたいのか」が伝わらず、ターゲットへの訴求力に影響をおよぼします。たとえば、ラグジュアリーな雰囲気や植物が多いナチュラルなデザイン、テクニカルな雰囲気など、ターゲットの嗜好に合わせた装飾が大切です。

万人に評価されるデザインではなく、特定のターゲットが興味を持つデザインにすると、集客率を上げられます。展示会ブースの装飾は、ターゲットにマッチしたものを選ぶのがポイントです。

2.開放的で立ち寄りやすい

入口が狭かったり、ブースの雰囲気が閉鎖的であったり、何人ものスタッフが入り口で待ち構えているようなブースは集客率が悪くなる傾向があります。こういったブースは「入りにくい」と思われ、来場者が敬遠しかねません。

このため、展示会のブースは開放的でふらっと立ち寄れる雰囲気が大切です。入り口からブースのなかを見渡せる風通しのよいデザインにすると、気軽に足を運んでもらえます。

3.アピールポイントがわかりやすい

情報が過多になると、来場者に何を伝えたいのかがわかりにくくなり、アピールポイントが伝わりづらいです。そのため、「商品をできるだけ多く紹介したい」といった欲張りなアプローチは避けるべきです。

集客を狙うためには、要点を絞り込み、シンプルで明確なキャッチやビジュアルを使って訴求ポイントをわかりやすく表現する必要があります。そうすると、来場者が一目で理解できて、興味を持ちやすくなります。

展示会に出展する際の7つのステップ

次に、展示会に出展する際のステップについて解説します。それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

ステップ1.展示会に申し込む

出展する展示会を選ぶ際には、自社のサービスや製品に合ったテーマであるか、出展目的に適合しているかを確認しましょう。さらに、開催時期や予算も考慮して選定する必要があります。

また、展示会の申し込みは、開催の6~12か月前から開始されるのが一般的です。展示会では、ブースの場所を先着順で選べる場合が多いため、早めに申し込みするようにしましょう。

ステップ2.具体的な目標や予算を決定する

新規顧客の獲得が目的の場合、目標を「新規商談〇件、名刺獲得数〇〇枚」と具体的な数値で示すことが大切です。このように、数値で表現すると、進捗状況を客観的に把握しやすくなります。

また、展示会の費用対効果を測るためには、予算立てが欠かせません。計画的な予算管理は、無駄な出費を防ぎ、効果的な資金運用を可能にします。

ステップ3.ブースの装飾会社を決める

主力商品や目標値など、出展の基本的な戦略を固めたら、装飾会社の選定に取り掛かります。信頼できる装飾会社を選ぶために、過去の実績やデザイン力、対応力を評価し、数社に絞って見積もりを依頼しましょう。

また、選定した装飾会社には、出展目的やアピールしたいポイントを具体的に伝えることが大切です。たとえば、商品の魅力を最大限に引き出すレイアウトや、来場者の動線を考慮した配置、ブランドイメージに合った色使いや素材の選定などを見直してください。

ステップ4.ノベルティを手配する

来場者に配布するグッズやノベルティは、会社の印象を強く残すための有効な手段です。たとえば、ボールペンやメモ帳、ファイルやカレンダーといった日常的に使用できる文房具や日用品は、来場者に喜ばれます。

さらに、環境に配慮したエコ素材を使用したノベルティや、脱プラスチック製品、繰り返し利用可能なアイテムの配布もおすすめです。これにより、SDGsへの取り組みをアピールしつつ、自社のイメージアップにもつながります。

なお、センスのいいノベルティについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:【プロが教える】センスのいいノベルティグッズとは?男女ともに喜ばれるおすすめアイテムをご紹介! – グラフィック機材株式会社

ステップ5.事前集客に注力する

展示会の約3か月前~1か月前の期間は、集客に注力するタイミングです。事前にチラシやパンフレットを確認し、自社の顧客に招待状を送付しましょう。

さらに、SNSを活用して展示会参加の発表やスケジュールを知らせると、多くの来場者を見込めます。展示会当日には、商品の魅力をアピールするカタログや目を引くノベルティを配布し、顧客との関係を強化してください。

また、来場者からフィードバックを得るために、アンケート用紙を用意するのもポイントです。

ステップ6.必要な備品チェックする

展示会の準備を万全にするために、持参する物品のリストをしっかりと確認しましょう。自社所有のモニターやPCを使用する場合、事前に故障がないかのチェックが欠かせません。

また、外注した物品についても、展示会当日に間に合うよう納期を確認し、必要に応じて業者と連絡を取っておくことが大切です。こうした準備を怠らないようにすると、展示会当日にスムーズに対応でき、成功につながります。

ステップ7.当日のシミュレーションを実施する

展示会前日にはブースが完成するため、自社が所有する什器や持ち込む必要がある物品は、設営スケジュールに従って配置します。ブースが整ったら、商品の展示を行い、パンフレットやノベルティの設置、電気系統の機材テストなどを最終確認しましょう。

また、ブース内の顧客動線やスタッフの誘導手順を確認し、シミュレーションを実施しておくと、安心して展示会に臨めます。

展示会ブースでよくある3つの質問

最後に、展示会ブースでよくある質問について紹介します。

  • 質問1.展示会に出展する場合の料金相場は?
  • 質問2.展示会当日の流れは?
  • 質問3.展示会ブース制作会社の種類とは?

それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。

質問1.展示会に出展する場合の料金相場は?

展示会への出展には、出展料金が必要となり、ブースの広さや展示会の規模によって変動します。一般的には、3m×3mのブースが1小間(コマ)とされ、出展料の相場は1小間あたり約30〜50万円です。

さらに、入り口付近や人通りの多い場所にブースを配置する場合には、追加料金が発生するケースがあります。これらの料金は展示会ごとに異なるため、事前に主催者に問い合わせて確認してみてください。

質問2.展示会当日の流れは?

展示会当日の流れは、以下のとおりです。

  • 来場者への声かけ

会場前の通路をとおる来場者に積極的に声をかける。また、ブースの位置を書いたリーフレットを配布する

  • ブースへの誘導

声をかけ反応があった来場者を誘導する。その際に、用意しておいたノベルティを配布する

  • ブース接客対応後

名刺交換やアンケートをお願いし、連絡先を収集する。さらに、自社の公式SNSアカウントを案内し、コンタクトを促す

なお、展示会でリード獲得数を増やすポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:展示会でリード獲得数を増やすためのポイントは5つ|獲得率の上げ方や育成方法を徹底解説!

質問3.展示会ブース制作会社の種類とは?

展示会ブース制作会社には、以下の種類があります。

  • 企画・プランニング会社

企画プランニングやマーケティングに特化し、戦略的なアプローチが強みのため、企画からブース施工まで一括で委託でき、はじめての出展でも安心。しかし、ブースのデザインや施工を外注するケースが多く、コストが高くなる場合がある

  • デザイン会社

デザインを専門とし、独自の視点で目を引くブースを作るため、出展コンセプトが明確で、デザインにこだわりたい場合におすすめ。それぞれの企業の得意分野が異なるため、ホームページなどで確認し、希望に合う会社を選ぶ必要がある

  • 展示会装飾会社

展示会ブースの施工や装飾を専門に扱うため、経験と実績が豊富で、自社工場や資材を持ち、比較的安価な料金設定が多い。企画やデザインも一括して依頼できる会社から、施工のみ行う会社まで対応範囲が異なるため、事前に確認が必要となる

  • 広告代理店

さまざまな業種の企業と提携し、ブースデザインや施工を外注するため、提携企業の多さから広範囲な対応と広告全般のサポートが魅力で、大規模な出展に利用される。外注が多いためコストが高めになり、小規模案件は対応できない場合がある

まとめ

本記事では、集客できる展示会ブースの特徴や意識すべきポイント、出展する際のステップをご紹介しました。

展示会ブースのデザインで大切なのは、「位置」「形状」「レイアウト」の3つです。位置は来場者の流れを意識し、形状は視認性とアクセスのよさを考慮しましょう。

レイアウトは導線を工夫し、快適な空間を作るのがポイントです。集客力のあるブースの特徴として、装飾がターゲットにマッチしており、開放的な雰囲気があると立ち寄りたくなります。

さらに、シンプルで明確なキャッチやビジュアルを使用して、アピールポイントをわかりやすくするのもポイントです。また、当日の集客では、日常的に使用できるノベルティを配るのもおすすめです。

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