缶バッジのピンの種類は?安全ピンやフックピンなどの種類やピンの代用方法もご紹介!

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  • 投稿カテゴリー:缶バッジ
  • 投稿の最終変更日:2024-09-23

オリジナル缶バッジの制作を検討している方で、缶バッジのピンの種類について知りたいという方もおられるのではないでしょうか。缶バッジのピンにはいくつかの種類があり、それぞれに特徴が異なります。

本記事では、缶バッジのピンの種類やピンを使用する際の課題について解説します。また、缶バッジのピンの代用方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

缶バッジのピンの種類は?

まず、缶バッジのピンの種類について解説します。

  • 安全ピン
  • フックピン
  • スプリングピン

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

1.安全ピン

缶バッジ / 安全ピン32mm|缶バッジ研究所

参考:缶バッジ / 安全ピン32mm|缶バッジ研究所

安全ピンは、針先を金具に固定する独特の形状を持ち、ウォルター・ハント氏によって1849年に発明されました。特許取得後、その便利さから世界中で広く使用されています。

針先が露出していないため、使い終わった後のケガのリスクが非常に低い点が特徴です。しかし、衣服に装着した際に若干の浮きが生じるため、デザイン面での課題もあります。

2.フックピン

缶バッジ / フックピン32mm|缶バッジ研究所

参考:缶バッジ / フックピン32mm|缶バッジ研究所

フックタイプは、U字に曲がった2本のフックを使用し、ピンを固定する仕組みです。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では一般的な缶バッジの留め具として広く使われています。

このデザインはシンプルかつ洗練されており、ファッションアイテムとしても人気を集めています。とくに、スタイリッシュな見た目が評価されており、愛用者が増えている留め具のタイプです。

3.スプリングピン

缶バッジに使用されるピンには、一般的に安全ピンやZピンが多く採用されていますが、スプリングピンも利用されています。スプリングピンは、ひらがなの「の」のような形状をしており、缶バッジの裏面に装着し、針先をフックに固定します。

このピンは、缶バッジが洋服やバッグに密着して取り付けられるため、浮かずにしっかりと固定できる点が特徴です。ただし、針先がむき出しになっているため、使用時には注意が必要です。

缶バッジのピンを使用する際の課題

次に、缶バッジのピンを使用する際の課題について解説します。

  • 洋服やバッグに穴を開けなければならない
  • 針が刺さりケガをしてしまう可能性がある

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

1.洋服やバッグに穴を開けなければならない

安全ピンやZピン、スプリングピンを使用すると、洋服やバッグに針を通さなくてはなりません。結果として、生地に小さな穴が開いてしまいます。

とくに、高価なアイテムやお気に入りの洋服などでは、このような穴が気になる方も少なくありません。洋服のデザインや質感を損なうリスクがあるため、缶バッジを使用する際は、慎重な選択が求められます。

2.針が刺さりケガをしてしまう可能性がある

缶バッジを取り付ける際に手に刺さり、ケガをしてしまうリスクがあるのもピンの大きな課題です。

このような、缶バッジのピンに関する安全性の問題は、多くの製品で共通して指摘されています。とくに、子どもが関わる場合、ピンを使う製品には注意が必要です。

仮に親が取り付けたとしても、子どもが不意にピンを外してしまうリスクがあるため、安全性を確保するための工夫が求められます。

缶バッジのピンの代用方法は3つ

次に、缶バッジのピンの代用方法について解説します。

  • クリップ
  • マジックテープ
  • ストラップ

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

1.クリップ

缶バッジ / クリップ付き安全ピン32mm|缶バッジ研究所

参考:缶バッジ / クリップ付き安全ピン32mm|缶バッジ研究所

服やバッグに穴を開けたくない場合は、クリップで固定する方法がおすすめです。この方法であれば、服に穴を開ける必要がなく、針先でケガをするリスクも少ないです。

しかし、クリップを固定するためのポケットがない洋服の場合は使用が難しいため、ほかの方法を検討しなければなりません。ただし、ピンとの併用もできるため、状況に応じて使い分けが可能です。

2.マジックテープ

缶バッジをバッグに固定する際、穴を開けたくない場合には粘着タイプのマジックテープを使用する方法がおすすめです。準備するものは、粘着タイプのマジックテープと缶バッジカバーの2つだけで、作業も非常にシンプルです。

缶バッジをカバーに入れ、その裏面にマジックテープを貼ります。バッグ側にもマジックテープを取り付ければ、簡単に缶バッジを固定できます。この方法は、安全ピンを使いたくない方に適しており、その手軽さが魅力です。

3.ストラップ

穴を開けたくない場合は、ストラップにする方法もあります。まず、缶バッジの裏に付いている安全ピンをニッパーやカッターで慎重に取り外します。作業時に破片が飛び散る可能性があるため、保護眼鏡や手袋を使用してください。

安全ピンを取り除いた後は、裏面が平らになるように形を整えてください。その後、ストラップが付いた専用の缶バッジカバーにバッジをはめ込みます。これにより、穴を開けることなく、バッグや小物に取り付けが可能です。

缶バッジの安全ピンでよくある3つの質問

最後に、缶バッジの安全ピンでよくある質問をご紹介します。

  • 質問1.缶バッジが布から外れる理由は?
  • 質問2.缶バッジの主な素材は?
  • 質問3.缶バッジの制作業者を選ぶポイントは?

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

質問1.缶バッジが布から外れる理由は?

缶バッジのピン部分が劣化すると、使用中に缶バッジが外れるリスクがあります。とくに、ピンが細く、長期間使っているうちに曲がってしまう場合があるため、留め具が正しく機能しなくなるケースがあります。

また、リュックやカバンなどに缶バッジをつける場合、同じ箇所に何度も針を刺すと穴が広がってしまう可能性が高いです。その結果、ピン自体に問題がなくても生地の穴が大きくなってしまい、缶バッジが落ちる可能性が高まります。

質問2.缶バッジの主な素材は?

缶バッジの素材には、さまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。たとえば、スチールは頑丈で、加工もしやすい素材です。また、アルミは軽量で扱いやすく、ブリキは柔軟性があり、デザインの自由度が高いのが魅力です。

ステンレスは耐久性があり、錆びにくいというメリットがあります。これらの素材は、製作する缶バッジの用途やデザインに応じて決める必要があります。

質問3.缶バッジの制作業者を選ぶポイントは?

缶バッジを注文する際には、いくつかの重要なポイントを確認しなければなりません。まず、納期の確認が不可欠です。早ければ数日、遅ければ数週間かかる場合もあるため、予定に合わせたスケジュールを考えましょう。

次に、最小ロット数に注目しましょう。少量注文の場合、業者によって対応可能な最小ロット数が異なるため、事前の確認が欠かせません。最後に、送料の確認も忘れずに行いましょう。

なお、オリジナル缶バッジの制作でおすすめの会社については、こちらの記事で解説しています。

関連記事:【2023年最新】缶バッジのオリジナル制作でおすすめの会社10選|よくある質問もご紹介!

まとめ

本記事では、缶バッジのピンの種類やピンを使用する際の課題、缶バッジのピンの代用方法について解説しました。

缶バッジは、一般的に安全ピンやフックピン、スプリングピンの3種類が使用されています。しかし、これらのピンを使用すると、洋服やバッグに穴が開くリスクや、針でケガをする危険性があります。

これらの問題を解決するためには、代用方法として、クリップやマジックテープ、ストラップを使用するのがおすすめです。

クリップは針を使用せずに固定でき、マジックテープは取り外しも簡単です。また、ストラップはアクセサリーとして利用できるため、状況に応じて使い分ければ、安全かつ便利に缶バッジを楽しめます。

なお、弊社が運営する「缶バッジ研究所」では、サイズや種類のバリエーションを豊富に取り揃えており、完全自社製造で高品質なオリジナル缶バッジをお届けいたします。
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