【初心者必見】缶バッジの印刷方法とは?缶バッジ印刷でおすすめの会社10選をご紹介!

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  • 投稿カテゴリー:缶バッジ
  • 投稿の最終変更日:2025-03-23

缶バッジ制作では重要ポイントがたくさんありますが、印刷方法もその中の一つです。理想のデザインで仕上げるために缶バッジの印刷方法を知っておくと、最適な缶バッジ制作会社が見つけられるでしょう。

今回は缶バッジの印刷方法を解説した上で、おすすめの缶バッジ制作会社がどの印刷方法を手掛けているかを紹介します。

缶バッジの主な印刷方法は2つ

缶バッジにデザインを印刷する方法には、以下の2つが挙げられます。

  1. ダイレクト印刷
  2. 紙巻き込み式印刷

それぞれの印刷方法には特徴やメリットとデメリットがあるため、印刷方法を決めておくことも重要なポイントです。自分の缶バッジを自分のイメージ通りに仕上げるためにも、印刷方法の特徴を押さえていきましょう。

1.ダイレクト印刷

ダイレクト印刷は、メインとなる缶バッジに使われている金属パーツのブリキに直接印刷する方法です。

ブリキの剛板にシルク印刷機やオフセット印刷機を用いてデザインを印刷します。そして、ブリキの板を高圧力で缶バッジの上蓋部分である型を切り抜いてピンが付いた下葢部分と再度高い圧力で接着させて完成です。

ダイレクト印刷は缶バッジの曲線部分やフチにシワができないため、綺麗な缶バッジが制作できる点が特徴です。ただし昨今ではコスト面から紙巻き込み式印刷が好まれるようになり、ダイレクト印刷で制作される缶バッジは減ってきています。

2.紙巻き込み式印刷

紙巻き込み式印刷は別名「くるみ式」や「化粧紙印刷」とも呼ばれており、缶バッジのパーツ構成や缶バッジ制作マシンの扱いが簡単な印刷方法です。10年前から取り扱う企業が急速に増え、現在では多くの缶バッジ制作会社が採用している印刷方法です。

デザインを紙に印刷したら、缶バッジの形状にカットしてPTEフィルムを重ねて圧力でプレスします。印刷フィルムや紙、印刷機械などの違いで缶バッジの出来上がりが異なるため、こだわりとセンスが問われます。

紙巻き込み印刷には以下の3種類があります。

  • オフセット印刷
  • インクジェット印刷
  • オンデマンド印刷

それぞれどのような違いがあるのかを詳しくみていきます。

オフセット印刷

オフセット印刷は缶バッジを大量制作する際に主流となっている印刷方法です。写真やデザインを細部まで色を再現できることから、原稿の色に揃えられ高いクオリティに仕上げられるのが特徴です。

大量の印刷を短時間で手掛けられるため、大量の缶バッジを制作するほど単価が安くなります。短納期で高いクオリティを求めたい人におすすめの印刷方法です。

インクジェット印刷

インクジェット印刷は現在の缶バッジではあまり使われない方法ですが、ストラップやキーホルダーに使われています。インクジェット印刷は大きく2つに分かれ、染料もしくは顔料のインクが使われています。

染料の発色はいいものの、水性なので雨や水分に弱いために色が滲むことがデメリットです。顔料インクは発色が良くないものの、耐水性がとても高いことが特徴です。

インクジェット印刷は安価なものの、デザインをプリントするごとに色が異なったり、印刷日で色が異なったりと色の調節が難しいため、最近では缶バッジにあまり利用されなくなりました。

オンデマンド印刷

オンデマンド印刷は少量のロットから印刷対応可能で、利用用途がさまざまな缶バッジに向いている印刷方法です。インクジェット印刷の倍のスピードで印刷できるスピードの速さと、耐水性の高さが高く評価されています。発色がよく安定性があるため、印刷の精度の高さも魅力的です。

缶バッジ印刷を依頼する際の業者選びのポイントは3つ

次に、缶バッジ印刷を依頼する際の業者選びのポイントについて解説します。

  • 1個あたりの単価と最小ロット数は適切か
  • 希望の納期に間に合うか
  • 受け取り場所の分散が可能か

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

1.1個あたりの単価と最小ロット数は適切か

缶バッジを製作する際は、コストを抑えつつ効率的に発注する必要があります。業者ごとに設定されている1個あたりの価格や最低発注数が異なるため、事前に確認しておきましょう。

とくに、グッズ販売やノベルティ制作を考えている場合は、予算内での適切な数量の発注が欠かせません。公式サイトには、サイズやデザインの種類ごとの価格が掲載されている場合が多く、大量発注によって1個あたりの単価が下がるケースもあります。

費用対効果を最大化するためにも、複数の業者の価格を比較し、コストを管理しながら最適な制作プランを検討しましょう。

2.希望の納期に間に合うか

缶バッジを注文する際は、納品までのスケジュールを事前に確認しておきましょう。とくに、イベントやキャンペーンで活用する場合、希望する日までに間に合わなければ計画に支障が出てしまいます。

業者ごとに製作期間や発送対応が異なるため、余裕を持ったスケジュール管理を心がけてください。急ぎの注文にも対応できる業者では、追加料金によって短納期での発送が可能な場合もあります。

スムーズに缶バッジを受け取るためには、納期の目安や特急対応の有無を確認し、適切な業者を選ぶように注意しましょう。

3.受け取り場所の分散が可能か

缶バッジを注文する際は、配送先を複数指定できるかどうかを確認しておくと便利です。とくに、全国各地で販売や配布を予定している場合、一度にまとめて発送するよりも、直接複数の拠点へ届けてもらう方が効率的です。

自分で再発送すると追加の送料や手間がかかり、スケジュールにも影響を与える可能性があります。受け取り場所を指定できる業者であれば、そうした負担を軽減でき、時間やコストを有効に活用できます。

なお、缶バッジ制作でおすすめの業者については、こちらの記事でご紹介しています。
関連記事:【2025年最新版】缶バッジ制作でおすすめの業者15選|業者を選ぶ際のポイントの徹底解説! – グラフィック機材株式会社

缶バッジ印刷でおすすめの会社10選

缶バッジ印刷でおすすめの会社は以下の10つです。

  1. 缶バッジ研究所
  2. グラフィック
  3. 缶バッジの達人
  4. UCANBADGE
  5. DIGITA
  6. secondpress
  7. オリジナルプリント.jp
  8. pixivFACTORY
  9. バッチリ完バッジ
  10. 缶バッジファクトリー

それぞれの会社がどのような印刷の特徴があるのかを中心に、紹介していきます。

1.缶バッジ研究所

1.缶バッジ研究所

引用:缶バッジ研究所

缶バッジ研究所では、色味の再現性を重視するためにオンデマンド印刷を利用しています。そのため、デザインの完成度の高い缶バッジを手掛けています。

通常納期が6〜10日、最小ロット数30個のため、小さなイベントやチームでのお揃いとして缶バッジを作る人に最適です。11,000円以上の注文で送料が無料になります。⇒缶バッジ研究所のサイトはこちらから

2.グラフィック

2.グラフィック

引用:グラフィック

グラフィックは最小ロット1個から注文可能で、短納期で対応している業者です。印刷系のアイテムに強みがあります。

オンライン上に写真をアップロードして文字をのせたり編集したりしてデザインを完成させたら、プレビューで確認し缶バッジを注文できます。

3.缶バッジの達人

3.缶バッジの達人

引用:缶バッジの達人

缶バッジの達人では、水性インクジェット印刷とレーザー印刷の2つの印刷方法を扱っています。水性インクジェット印刷はデザインを重視したい人向けに展開しており、色むらがなく細かい線までくっきりと綺麗に仕上がることが特徴です。

レーザー印刷は価格を抑えたい人向けで、少し粒子感があるデザインにできるためコスト面重視の人におすすめです。

4.UCANBADGE

4.UCANBADGE

引用:UCANBADGE

UCANBADGEは、デザインを印刷してから色が乾くまで早いUV印刷という方法を用いることで、短期納品を心がけています。7色用いることで発色を鮮やかに表現し、奥行きのある艶やかなデザインに仕上げることから、高い品質を保ち続けています。

最短翌日発送の対応が可能で最小ロット10個から注文できるため、さまざまな人におすすめの缶バッジ制作会社です。

5.DIGITA

5.DIGITA

引用:DIGITA

DIGITAでは、版を必要としないデジタルオフセット印刷でデザインを印刷しています。デザインや写真、イラストなどの繊細な部分も綺麗に印刷し、オンデマンド印刷よりも高品質に仕上げられるのが特徴です。

印刷スピードが速く小ロットの注文にも対応しており、短期間での納品を可能としながらも安い価格で缶バッジを制作できるのが魅力です。

6.secondpress

6.secondpress

引用:secondpress

secondpressは、普通のインクジェット印刷と異なる超解像インクジェット印刷で缶バッジ制作を手掛けています。

レーザー印刷やオフセット印刷ではデザインに粒子感が生まれていたものが、超解像インクジェット印刷では細かいディテールを再現して網点が見えないくらい細部まで綺麗に印刷可能です。

色再現性を高く維持していることから、高品質を理由に多くの顧客に缶バッジ制作を依頼されています。

7.オリジナルプリント.jp

7.オリジナルプリント.jp

引用:オリジナルプリント.jp

オリジナルプリント.jpでは版を必要としないインクジェット印刷を利用しています。ダイレクトに印刷するため、顔料インクを生地の上に定着させてデザインの色がはっきりと鮮明に仕上がることが特徴です。

耐水性と耐光性、耐熱性に優れているため色褪せしにくく、水で滲むことがありません。

8.pixivFACTORY

8.pixivFACTORY

引用:pixiv FACTORY

pixivFACTORYは業務用フルカラーインクジェット印刷で、最短3日での納品と短期間での納期を実現しています。また、最小ロット1個から缶バッジを制作できるため、記念に缶バッジを作りたい人やアレンジを加えたい人に柔軟な対応が可能です。

缶バッジ制作初心者でも、手軽に高品質な缶バッジを手がけられます。

9.バッチリ缶バッジ

9.バッチリ缶バッジ

引用:バッチリ缶バッジ

安全ピン缶バッジで最安値を誇るバッチリ缶バッジは、短納期で安い缶バッジを手がけられます。バッチリ缶バッジの印刷方法では、通常のブリキへの印刷やマット生地、布プリントなどのさまざまなタイプの土台に印刷することが可能です。

自分だけのオリジナルの缶バッジを制作したい人や安い缶バッジを手がけたい人におすすめです。

10.缶バッジファクトリー

10.缶バッジファクトリー

引用:缶バッジファクトリー

缶バッジファクトリーでは、以前まで高解像度のインクジェット印刷を採用していましたが、現在では新仕様のオンデマンド印刷でデザインを印刷しています。

発色の再現性とラインがはっきりとしたデザインを手がけるために印刷方法を変更したところ、印刷品質の向上に成功しました。缶バッジの品質を高めながらも安い価格を実現しているのが魅力です。

オリジナル缶バッジの制作に「缶バッジ研究所」がおすすめな理由

「缶バッジ研究所」では、形状や素材に徹底的にこだわり、定番の丸型から特殊形状など、さまざまな缶バッジを取り扱っています。また、製造から発送までを自社内で完結しているため、低価格で高品質な商品の提供が可能です。

さらに「Japan color標準印刷認証」を取得しているため、安定した印刷品質で商品をお届けしています。⇒缶バッジ研究所のサイトはこちらから

缶バッジ印刷でよくある3つの質問

最後に、缶バッジ印刷でよくある質問をご紹介します。

  • 質問1.缶バッジの値段の相場は?
  • 質問2.缶バッジ製作を業者に依頼する際の注意点は?
  • 質問3.缶バッジの正しい保管方法は?

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

質問1.缶バッジの値段の相場は?

缶バッジの製作費用は、1個あたり100円〜300円程度が一般的な相場です。価格は注文数量や加工オプションによって変動し、大量注文の場合は1個あたりの単価が下がる傾向にあります。

反対に、少量注文では割高になるケースが多いです。また、特殊な仕上げ加工や、デザインの修正サービスを利用すると追加料金が発生する場合もあります。

さらに、短納期オプションを選択すると、通常の納期よりもコストが上がる場合があるため注意してください。

質問2.缶バッジ製作を業者に依頼する際の注意点は?

缶バッジを業者に依頼する際は、デザインデータの入稿方法を事前に確認しておきましょう。多くの業者では専用フォームを用意していますが、ファイル形式やデータ容量の制限が異なる場合があるため、スムーズに入稿するためにも注意が必要です。

また、缶バッジに使用するデザインが著作権や肖像権を侵害しないかも確認しましょう。アニメキャラクターや芸能人の写真を無断で使用すると、権利侵害となる可能性があるため、適切な許可を得なければなりません。

さらに、納品までの期間も事前にチェックし、余裕を持って注文すれば、イベントや販売のスケジュールに遅れが出るのを防げます。

質問3.缶バッジの正しい保管方法は?

オリジナル缶バッジを長く綺麗な状態で保つためには、適切な保管方法が重要です。とくに、湿気はサビや変色の原因となるため、保管時には乾燥剤を使用し、密閉できる袋やケースに入れるようにしましょう。

また、直射日光が当たる場所に置いておくと、色褪せや表面の劣化を引き起こす可能性があります。高温多湿の環境では傷みやすいため、風通しの良い場所や室温が一定に保たれた場所で管理するのが理想的です。

なお、缶バッジをキレイに保存する方法については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
関連記事:【2025年最新】缶バッジをキレイに保存する方法5選|缶バッジが錆びてしまう理由もご紹介! – グラフィック機材株式会社

まとめ

缶バッジを制作する際に役立つ、印刷方法による違いや特徴について紹介しました。印刷方法によってロット数による値段が異なったり、生産スピードが異なったりします。自分がどのような缶バッジを手がけたいのか、納期と予算に見合っているかを確認するためにも、事前に制作会社に確認してみましょう。

なお、弊社が運営する「缶バッジ研究所」では、サイズや種類のバリエーションを豊富に取り揃えており、完全自社製造で高品質なオリジナル缶バッジをお届けいたします。
缶バッジ制作が初めてという方も安心してご依頼いただけますので、ぜひ一度ご相談ください。⇒缶バッジ研究所のサイトはこちらから

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