【初心者向け】缶バッジに使われる主な素材とは?よくある質問もご紹介します!

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  • 投稿カテゴリー:コラム
  • 投稿の最終変更日:2023-12-25

缶バッジの土台に使われる金属の種類で缶バッジの強度が変わったり、デザインの見た目が変わったりします。

今回は缶バッジのデザインを考えた次に大事な、素材選びについて紹介していきます。缶バッジで知っておきたいサビや保管方法も紹介しているので、最後まで読んでみてください。

缶バッジの基本的な構造

缶バッチは全体が金属パーツでできていますが、構造として大きくシェル(上蓋)とバックパーツ(下蓋)の2つに分けられます。

シェルは缶バッジのメインとなるデザインのある部分で、基本的にはデザインを印刷した紙をフィルムで上から圧着、もしくはフィルムに直接印刷してデザインを完成させます。

特徴のある缶バッジに仕上げたい場合、紙やフィルムの代わりに和紙やシリコンを利用することも可能です。バックパーツは缶バッジの用途に応じて、ピンやフック、クリップやバタフライ型などセットされた状態で売られています。

他にも缶バッジの形状は、丸型だけでなく、四角や星型、動物型などがあり、アイデア次第でさまざまなデザインに仕上げられます。

缶バッジに使われる主な素材は4つ

缶バッジの土台に使われる主な素材として以下の4つが挙げられます。

  1. スチール
  2. アルミ
  3. ブリキ
  4. ステンレス

初めて缶バッジを作る人にとって素材の種類が選べても、何が違うか分からないという人も多いのではないでしょうか。ここからは、それぞれの素材の特徴や、使用する上でのメリットや注意点などを紹介します。

素材(1)スチール

スチールは、丈夫な上に加工しやすいというメリットがあります。ブリキやアルミと比較してもサビに強く、最近では防サビ加工が施されているため、缶バッジには最適な素材です。

それに加え価格も比較的安いことから、よく缶バッジに使用されています。一方で熱に弱く、温度の高いところでは変形したり歪んだりする可能性があるので、注意が必要です。

素材(2)アルミ

アルミは軽い素材に加えて、加工しやすいことから缶バッジに向いています。また強度が高く変形しにくいこと、毒性が少ないことから、子供にも扱いやすい素材です。

湿度によって白サビができてしまうこと、熱伝導率が高いことから気温の影響でアルミが熱くなりやすいのがデメリットです。火傷やけがには注意しましょう。

素材(3)ブリキ

ブリキは柔らかいため塗装や印刷のしやすい素材として、缶バッジに向いています。ブリキの表面はツヤが比較的控えめなこともあり、独特の美しい質感や懐かしい質感が感じられます。

素材の柔らかさがメリットではあるものの、同時に凹んだり傷つきやすいというデメリットにもなりえます。指紋や汗といった原因でサビてしまうこともあり、耐久性に欠ける素材でもあります。

素材(4)ステンレス

ステンレスは強度が高く、他の素材よりもサビない素材として缶バッジに使用されます。ステンレスは酸素におけるサビから防ぐものの、水や海風の空気に触れ合って酸化すると赤サビができる可能性もあります。

そのため強さの反面、汚れや他のサビから守らないとサビが移ったり、サビを防ぐ機能が働かなくなってしまうため注意が必要です。

缶バッジの絵柄を印刷する紙の種類は5つ

缶バッジのデザインや絵柄を印刷する紙には、以下5種類があります。

  1. 上質紙
  2. マットコート紙
  3. 半光沢紙
  4. 和紙
  5. クラフト紙

缶バッジを印刷する絵柄とデザインの美しさを重視するか、紙素材を生かしたデザインにしたいかによって、採用する紙の種類は変わってきます。それぞれの紙が、缶バッジのデザインにどのような特徴をもたらすのかを紹介します。

1.上質紙

上質紙はノートに使われている紙と同じで、光沢がなくさまざまなものに使われています。耐水加工がされており、上質紙の種類によっては白色度が異なるため、白色度を抑えることで目に優しい色合いになります。

上質紙を使って缶バッジを作る際は、文字が多いデザインを手がける際に利用するのがおすすめです。

2.マットコート紙

マットコート紙はカタログやハガキといったものによく使われており、マット紙に光沢(グロス)が加えられています。印刷部分が光沢するため、マットコート紙に印刷すると写真映えした缶バッジがデザインできます。

カラフルな色を使いたい人や写真や絵のデザインを手がけたい人は、マットコート紙で缶バッジを作ると良いでしょう。

3.半光沢紙

半光沢紙(コート紙)は雑誌のページやチラシ、ポスターなどに使われています。紙にツヤがある多くのものが半光沢紙で作られています。印刷した部分は発色がとてもよく、写真映えしやすいことが特徴です。

光沢紙よりツヤが少ないため印刷部分の反射が抑えられており、デザインに加えて文字を際立たせたい場合に向いています。

4.和紙

和紙は植物の繊維から作られているため紙より丈夫で、ザラザラとした独特の質感に仕上げられます。和紙は他の紙と比べて印刷には向いておらず、印刷した場所に擦れが生じる場合があります。

そのため、和紙そのものの特徴や繊維によってできるラインを楽しむなど、和紙の素材を楽しむ缶バッジを作りたい人におすすめです。

5.クラフト紙

クラフト紙はクラフトパルプという紙を原料として作られており、ダンボールや梱包用のテープなどに使われています。ザラザラとした質感に仕上げられ、レトロな雰囲気の缶バッジが作れます。

写真の印刷には向いていませんが、文字やロゴといったデザインを手がける人の中でも温かい特有の雰囲気にしたい人におすすめです。

缶バッジの表面に使われるフィルムの種類は3つ

缶バッジのデザインを印刷した紙の表面に使われるフィルムの種類は、大きく以下の3つです。

  1. PET(ポリエチレンテレフタレート)
  2. OPP(オリエンテッドポリプロピレン)
  3. ホログラムフィルム

フィルム選びはデザインを綺麗に保つために、重要なポイントです。それぞれのフィルムがどのような性質をもっているのか説明していきます。

1.PET(ポリエチレンテレフタレート)

PET(ポリエチレンテレフタレート)は日常の中でも、ペットボトルや食器容器など、さまざまな場所で使われている素材です。強度や平滑性があり、透明度が高いことから印刷したデザインを美しく残すことができます。

フィルムの中では溶剤に強く耐熱性に優れているものの、柔軟性に欠けるため伸びにくいといった側面もあります。

2.OPP(オリエンテッドポリプロピレン)

OPP(オリエンテッドポリプロピレン)は延伸ポリプロピレンとも呼ばれており、ポリプロピレンを縦横に伸ばすことでハリがあり、丈夫なフィルムです。

耐水性や防湿性があることや、透明度が高いことから、直接印刷しても大丈夫な素材として缶バッジに適しています。PETより柔軟性があるため凹凸のデザインに対応し、缶バッジをしっかり守ってくれますが、稀に凸状の欠損がでる可能性があります。

3.ホログラムフィルム

ホログラムフィルムはPETやOPPを基に作られたフィルムで、シボと呼ばれるしわを表面につけることで光の干渉が際立つフィルムです。ホログラムフィルムを使うことで、表面がキラキラと発光しているように見せたり、立体的に見せたりすることが可能です。

特有の存在感がだせるため、缶バッジに個性をもたせたい人に向いています。

缶バッジの素材でよくある3つの質問

缶バッジの素材についてよくある質問は以下の3つです。

  1. 缶バッジの素材にサビが発生した場合の対処法は?
  2. 缶バッジのサビを防ぐ方法とは?
  3. 缶バッジをキレイに保存する方法?

ここからは、よくある質問の回答についてみていきます。

質問1.缶バッジの素材にサビが発生した場合の対処法は?

缶バッジはサビが増えれば増えるほど落とすことが難しくなるため、早めの対処を行うことが重要です。

小さいサビであれば、木工用ボンドをサビの上に塗って30分以上おいて乾いた後に剥がすとサビを取り除けることもあります。もし、ボンドでも取り除けない場合は、サビ取り専用材を使用しましょう。

また赤カビには、缶バッジに重曹やクエン酸を加えた水で濡らした布を被せて30分放置し、水で洗い流したら取り除けます。重曹やクエン酸が家にない場合は、代用としてコーラーを使用することも可能です。

赤サビの気になる部分にコーラをかけて布やスポンジで擦り、洗い流したら完了です。どちらの場合も、サビを取り除いたらしっかりと布で拭いて乾かしましょう。

質問2.缶バッジのサビを防ぐ方法とは?

缶バッジの材料である金属は空気中の酸素によって酸化します。表面の金属が酸化してサビになると、内部も酸化が進みサビが大きくなっていきます。サビを事前に防ぐためには、以下の方法を実行しましょう。

  • 汚れをきれいに拭き取る
  • 缶バッジを強くこすらない
  • 工業用のオイルを少し塗っておく
  • 防錆材と一緒に保管する
  • 湿気の少ない場所に保管する
  • 他の金属と触れさせない

サビが大きくなって使えなくなる前に、できることから缶バッジのサビを防ぐことが大切です。

質問3.缶バッジをキレイに保存する方法?

缶バッジをきれいに保つには、サビができやすくなる湿気や水分から避けることが大切です。温度差が少なく、乾燥した場所に保存するようにしましょう。

具体的には缶バッジ同士が触れ合わないように個別包装しながら、ジップロックなどで密封し、乾燥剤を入れて湿気から防ぐと効果的です。

まとめ

缶バッジに使われる土台部分の金属や、デザインを手がける紙やフィルムの素材について紹介しました。どのような缶バッジを手がけたいのかを考えながら、土台の金属選びやデザインに見合った紙を選んで、理想の缶バッジに仕上げましょう。

なお、弊社が運営する「缶バッジ研究所」では、完全自社生産で缶バッジを生産しているため、高品質で低価格の提供を実現しています。個別包装やバルク包装などの対応や缶バッジの仕様やサイズから缶バッジをオリジナルで手がけることが可能です。

缶バッジ制作が初めてという方も安心してご依頼いただけますので、ぜひ一度ご相談ください。⇒缶バッジ研究所のサイトはこちらから

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