車にマグネットシートを貼るデメリットは?剥がれる4つの原因や落ちにくい対策をご紹介!

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  • 投稿カテゴリー:マグネット
  • 投稿の最終変更日:2024-04-20

マグネットシートは、広告や宣伝などの販促ツールとして車に貼り付けて活用することが可能です。しかし、正しくマグネットシートを貼り付けていないと、剥がれ落ちるなどデメリットになりかねません。

この記事では、車にマグネットシートを貼るデメリットや剥がれる原因、落ちにくい対策について詳しく解説します。これからマグネットシートを車に貼る予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。

車にマグネットシートを貼る2つのデメリット

車にマグネットシートを貼ることに対するデメリットは、主に2つ挙げられます。

  • 跡や傷がつく恐れがある
  • 剥がれるリスクがある

それぞれの内容について詳しくみていきましょう。

1.跡や傷がつく恐れがある

車にマグネットシートを貼る際のデメリットのひとつに、跡や傷がつく恐れがあります。シートが直接車体に接触していることから、風や振動、汚れなどによる摩擦が車体に影響を与えるのです。

具体的には、以下のような場面で傷がつく可能性があります。

風による摩擦走行中の風圧によりシートが動き、摩擦が傷を発生させる
振動道路の凹凸やエンジンの振動でシートが揺れ、傷がつく
汚れシートの下にある微細な塵や砂が摩擦により傷を生じさせる

これらは、シートを長期間貼り付けていた場合や、定期的なメンテナンスを怠った場合に特に起こりやすい問題です。したがって、清掃やシートの貼り替えをすることで防止できます。

2.剥がれるリスクがある

車にマグネットシートを貼る際のデメリットとして、剥がれるリスクがあります。

マグネットシートの性質上、貼り付け面が平滑でないと剥がれやすくなります。車体に凹凸がある場合、シートが完全に密着しきれず、風圧などで剥がれる危険性が高まるため注意が必要です。

また、マグネットシートをつけたまま高速道路を走行すると、風圧によりマグネットシートが剥がれてしまうこともあります。特に、大型のマグネットシートは剥がれやすいです。

さらに、雨や雪による湿気、直射日光による温度変化も、マグネットシートの剥がれを引き起こす要素となります。湿度や温度変化によりマグネットシートが歪むことで、磁力が弱まり、剥がれやすくなるのです。

車のマグネットシートが剥がれる4つの原因

車のマグネットシートが剥がれる具体的な原因として、主に次の4つのケースが挙げられます。

  • 誤った貼り方をしている
  • マグネットシートの磁力が元々弱い
  • 経年劣化により磁力が低下している
  • 車種が非鉄金属製である

項目ごとに詳しくみていきましょう。

1.誤った貼り方をしている

誤った貼り方により、マグネットシートが剥がれやすくなっている場合があります。

車体の表面が汚れていると、マグネットシートはうまく接着できません。粘着力を維持するためには、貼る前に車体を清潔にすることが重要です。

また、マグネットシートを素早く貼り付けると、気泡が入ったりシートが歪んだりする可能性があります。シート全体が車体に完全に密着するように、ゆっくりと一方向から貼りましょう。

さらに、極端な高温または低温となる環境下では、マグネットシートの磁力が低下しやすいため注意が必要です。

2.マグネットシートの磁力が元々弱い

マグネットシートが車から剥がれる原因のひとつに、磁力の弱さが挙げられます。マグネットシートは磁力を利用して車体に吸着しているため、その磁力が元々弱いと十分な吸着力を発揮できず、風圧や振動により剥がれてしまう場合があります。

マグネットシートの磁力による吸着力の違いは、次のとおりです。

磁力(mT)吸着力の強さ剥がれやすさ
400以下
400~800
800以上

このように、マグネットシートを選ぶ際には、磁力が高い製品を選ぶことで剥がれにくさを向上させることができます。ただし、磁力が強すぎると逆に車体に傷がつく可能性があるので、その点は注意が必要です。

3.経年劣化により磁力が低下している

マグネットシートは経年劣化します。車のマグネットシートも例外ではなく、長期間使用すると磁力が低下し、剥がれ落ちやすくなるデメリットが存在します。

マグネットシートの磁力が弱まると密着性も低下し、シートが浮き上がった状態で長時間運転を続けると風圧で飛ばされてしまいます。防止するには、定期的なシートの交換や、強力な磁力を有するマグネットシートの選択が重要です。

4.車種が非鉄金属製である

一部の車種はアルミニウムやカーボン、プラスチックなど、非鉄金属製の場合があります。

非鉄金属製の車種では、マグネットシートがしっかりと吸着しません。その結果、シートが剥がれ落ちてしまう可能性があります。

車にマグネットシートを貼る際には、自分の車種を確認し、マグネットシートが吸着するかどうか確かめましょう。

車のマグネットシートを剥がれ落ちにくくする3つの手順

続いて、車のマグネットシートを剥がれ落ちにくくする手順を紹介します。

  • マグネットシートを貼る場所を決める
  • 布を使用して汚れを拭き取る
  • 隙間ができないようにゆっくりと貼り付ける

3つの手順に沿って、みていきましょう。

1.マグネットシートを貼る場所を決める

まず、マグネットシートを貼る場所を決めましょう。剥がれ落ちないようにするためにも、マグネットシートがしっかりと車体に密着する場所が最適です。

車体の大きな曲線やコーナー部分に貼ると、シートが浮き上がってしまう可能性があるため避けてください。

2.布を使用して汚れを拭き取る

マグネットシートを車に貼る前の準備として、貼り付ける場所の汚れを拭き取りましょう。車体に傷をつけず、汚れを取り除くことができる柔らかい布がおすすめです。

車が濡れている場合、乾いた布でしっかりと水分まで拭き取りましょう。完全に乾燥させることでシートの密着性が向上し、剥がれにくくなります。

3.隙間ができないようにゆっくりと貼り付ける

マグネットシートを車に貼り付ける重要なポイントは、隙間ができないようにゆっくりと慎重に貼ることです。急いで貼るとシートの隙間に空気が入り、剥がれやすくなってしまいます。

また、シートが完全に車体に密着していないと、風圧でシートが持ち上がり、走行中に落下する危険性もあります。

車 マグネット デメリットでよくある3つの質問

最後に、よくある質問にお答えします。

  • 質問1.車にマグネットシートを貼っても落ちないの?
  • 質問2.車のマグネットシートのお手入れ方法は?
  • 質問3.車のマグネットシートを保管する際の注意点は?

それぞれ詳しくみていきましょう。

質問1.車にマグネットシートを貼っても落ちないの?

車に貼り付けたマグネットシートが落ちないかどうかは、いくつかの要素が関係します。

まず1つ目は、マグネットシートの磁力です。磁力が弱いと、シートは簡単に剥がれてしまいます。

2つ目の要素は、車体への取り付け方です。貼り付け面が汚れていると、シートが車体に密着しないため、剥がれやすくなります。

そして3つ目の要素は、車体の材質です。車種が非鉄金属製の場合、マグネットシートは貼り付けられません。

マグネットシートを剥がれ落ちない様にするためにも、正しい取り付け方法を守りましょう。

質問2.車のマグネットシートのお手入れ方法は?

車のマグネットシートは、適切な手入れによって長持ちさせることが可能です。

定期的にシートをはがす

マグネットシートは、車のボディに長時間貼り付けたままだと、稀にシート下の塗装にダメージを与えることがあります。最低でも月に一度はシートを剥がし、ボディの状態をチェックしましょう。

シートと車体を清掃する

シートを剥がしたら、シートと車体の両方を清掃します。埃や汚れがあると、シートの磁力が弱まる原因です。柔らかい布と水で、丁寧に汚れを拭き取りましょう。

しっかりと乾燥させてから再度貼り付ける

清掃後は完全に乾燥させてから、シートを再び貼り付けます。湿ったままだとシートの磁力が低下するだけでなく、腐食の原因にもなります。

以上の手順を踏むことで、車のマグネットシートを長持ちさせ、デメリットを最小限に抑えることが可能です。

質問3.車のマグネットシートを保管する際の注意点は?

車のマグネットシートの保管にはいくつかの注意点があります。

湿度や温度が高すぎるとマグネットシートの性質が変わる可能性があります。理想的な保管環境は、温度20〜25℃、湿度50〜60%です。

また、シートは平らな場所に保管しましょう。折りたたんだり、巻いたりすると磁力が低下することがあります。

そして、シートが直射日光に当たらないように注意が必要です。紫外線が原因で色褪せや劣化が進んでしまう恐れがあります。

まとめ

ここまで、車にマグネットシートを貼り付けることによるデメリットや、防止策を紹介しました。定期的なメンテナンスと保管方法で、車体を傷つけることなくマグネットシートを長く使用できます。

それでも問題が解決しない場合は、新しいマグネットシートの交換を検討しましょう。正しく活用することで、マグネットシートは販促ツールのひとつとして効果的です。

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