【プロが教える】ノベルティの効果とは?配布するメリットや販促効果を高めるポイントを徹底解説!

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  • 投稿カテゴリー:缶バッジ
  • 投稿の最終変更日:2024-04-20

ノベルティグッズを活用すると、新規集客や認知拡大に効果的です。しかし、自社に適したアイテムをつくるには、制作前からしっかりと検討することが重要です。

この記事では、ノベルティに期待できる効果や選び方、おすすめグッズについて解説します。これからノベルティ制作しようと検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ノベルティの役割

ノベルティの役割

ノベルティは、販売促進の手段として用いられる無料配布品となり、宣伝や認知度向上が目的です。たとえば、街頭で配られるチラシ入りティッシュや店舗の来店特典、年末の挨拶でのカレンダー配布などがこれに該当します。

これらは商品やサービスの広告・周知のために配布され、購入や契約の後押しというよりは、認知度向上や集客手段としての役割を果たします。

ノベルティに期待できる3つの効果

ノベルティに期待できる効果には、以下の3つが挙げられます。

  1. 宣伝・認知度の向上
  2. 見込み顧客の情報獲得
  3. 企業のイメージアップ

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.宣伝・認知度の向上

ノベルティは、主に「宣伝」や「認知度向上」を目的とし、新商品や新サービスのリリース、店舗の新規オープン、繁忙期前などのタイミングで広く配布されます。

この戦略は、早期購入や来店を促し、繁忙期の利用者数や集客数を増やすことが目的です。たとえば、社名入りのボールペンやカップなどは、日常生活で頻繁に使用されるため、効果的に認知度を高められます。

2.見込み顧客の情報獲得

ノベルティは、集客のための効果的な手段としても活用されます。とくに、新規顧客を店舗に呼び込む際、プレゼントするアイテムとしての利用が最適です。

これにより、新たな顧客層の開拓やファン作りに役立ちます。また、BtoBでは展示会やセミナーなどのイベントで、アンケートや名刺交換時にノベルティを配布することも有効です。

このように営業の幅を広げ、見込み顧客の情報を収集する目的でもノベルティは使用されます。

3.企業のイメージアップ

ノベルティは単なる宣伝ツールを超え、「企業ブランディング」や「イメージアップ」にも大きな役割を果たします。

とくに、環境に配慮したアイテムの配布は、SDGs(持続可能な開発目標)の活動に沿った企業の社会貢献活動の一環として重視されている要素です。

たとえば、植樹活動や地域の清掃活動などで、環境にやさしいステンレスボトルやタンブラーをノベルティとして利用する企業が増えています。このようなノベルティは、企業のクリーンなイメージやブランド価値の向上に効果的です。

ノベルティを配布する3つのメリット

ノベルティを配布するメリットには、以下の3つが挙げられます。

  1. 低コストで宣伝できる
  2. 企業の名前を覚えてもらえる
  3. 消費者の購買意欲を高める

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.低コストで宣伝できる

販促品やノベルティの導入は、低コストかつ効果的なマーケティング戦略の手段です。とくに、予算が限られている中小企業や初めて販促品を導入する場合、費用対効果が懸念されることもありますが、小ロット購入できるアイテムを選ぶことで、低リスクで顧客からの反応をテストできます。

また、名入れアイテムの場合、購入数量によって単価が変動するため、大量購入するほど1個あたりのコストを削減可能です。

2.企業の名前を覚えてもらえる

ノベルティは、長期間使用できるアイテムに企業の名前やロゴを入れることで、名前を覚えてもらえるようになります。ポケットティッシュのような短期間で消費されるアイテムもありますが、一般的にはカレンダーやタオル、ボールペンなど、繰り返し使われるアイテムが最適です。

これらのアイテムを利用する度に、企業の名前が目に入り、消費者の記憶に残りやすくなります。その結果、ホームページへの訪問や商品・サービスへの興味を喚起し、最終的には実際の購入やサービス利用につながることも期待できます。

3.消費者の購買意欲を高める

「○○円以上のお買い上げでノベルティをプレゼント!」のようなキャンペーンは、消費者にとって魅力的に映ります。

たとえば、特定のビールを複数本購入すると、そのブランドのビールグラスがプレゼントされるようなケースが挙げられます。

このようなノベルティの提供は、顧客にとっては追加の価値を受け取るチャンスです。一方で、企業にとっては、商品選択の決め手となり、売上の向上につながります。

販促効果を高めるノベルティの選び方は5つ

販促効果を高めるノベルティの選び方には、以下の5つが挙げられます。

  1. ターゲットを絞る
  2. 実用性が高い
  3. 事業と関連がある
  4. トレンドを押さえている
  5. 受け取りやすいサイズである

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.ターゲットを絞る

ノベルティの配布において、ターゲットに合わせたアイテム選びは、販促効果を高める上で非常に重要です。たとえば、主婦をターゲットにする場合、キッチン用品や除菌・消毒グッズなど、日常生活で役立つアイテムをおすすめします。

また、学生には学習用具やスタイリッシュな文房具、高齢者には健康や安全を考慮したアイテムが最適です。

これらのターゲットごとのニーズに合わせたアイテム選びをすることで、受け取った人々に対して企業や商品のポジティブなイメージを植え付けられます。

2.実用性が高い

ノベルティグッズの選択において、何度も使用される実用的なアイテムを選ばなければなりません。これは、ノベルティの主な目的が宣伝や認知向上にあるため、使用する度に商品やサービス名が目に留まるようにするためです。

日常生活で繰り返し使われるアイテムが望ましく、筆記用具やクリップ、マグネットなどは人気があります。これらは世代を問わずに利用されるため、ターゲット層が広範囲にわたる場合に最適です。

3.事業と関連がある

ノベルティグッズの選定には、自社の業務内容やサービスと関連が深く、役立つアイテムを選ぶことが重要です。

たとえば、医療関連の企業ならストレスチェックカードや緊急連絡先が記載されたマグネットクリップ、食品関連の企業であれば、簡単なレシピ集や新鮮な食材の見分け方を紹介した小冊子が適しています。

無料配布されるノベルティであっても、受け手に不要と感じられるアイテムは避けられがちです。そのため、商品やサービス、店舗のテーマと親和性の高いアイテムを選ぶことが重要です。

4.トレンドを押さえている

現代のトレンドに敏感なノベルティは、競合他社との差別化に一役買います。とくに、環境への配慮が高まる現代社会では、エコフレンドリーなアイテムが企業の社会的責任をアピールするひとつの手段です。

トレンドに合ったノベルティを提供することは重要です。たとえば、抗菌グッズや消毒関連のアイテム、アウトドアグッズなどは人気があります。

ノベルティを制作する際、常に社会の状況や最新トレンドを把握し、そのニーズに応えるアイデアを考えることが大切です。

5.受け取りやすいサイズである

ノベルティグッズを選ぶ際には、受け取りやすいサイズであることは重要な要素です。インパクトのある大きなアイテムをノベルティとして考える方もいるかもしれませんが、大きいアイテムは消費者にとって受け取りにくい場合が多く、かさばってしまうため避けられる傾向にあります。

理想的なノベルティは、持ち帰りやすく、日常で使いやすいサイズが最適です。このようなアイテムは受け取りやすく、実際に使用される可能性が高まります。

また、配布しやすいサイズであることは、渡しやすさにも直結し、配布時間の短縮にもつながります。

おすすめのノベルティグッズ7選

おすすめのノベルティグッズには、以下の7つが挙げられます。

  1. ボールペン
  2. エコバッグ・トートバッグ
  3. 付箋
  4. タンブラー・マグカップ
  5. 除菌・消毒グッズ
  6. 缶バッジ
  7. マグネット

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

1.ボールペン

実用性が高く、男女問わず頻繁に使用されるボールペンは、ノベルティに最適なアイテムです。長期間にわたり使われるため、名入れを施すことで企業や商品の露出を長期間に渡って継続させられます。ボールペンは低コストで導入しやすく、初めてノベルティを配布する際にも最適です。

また、ボールペンは受け取りやすいサイズのため、大量に持ち運びやすく、補充の手間も減らせます。これらの特性から、ボールペンは幅広いシーンでの配布に適しており、効果的な宣伝ツールとして活用可能です。

2.エコバッグ・トートバッグ

エコバッグは、2020年のレジ袋有料化に伴い、人気アイテムから定番アイテムへと進化しました。SDGsの認知が高まる中、環境に配慮した企業イメージをアピールするのに適したノベルティです。学生から高齢者まで幅広い層に利用されるエコバッグは、日々のお買い物ごとに企業の名入れロゴやメッセージを露出させられるため、持続的な宣伝効果があります。

また、トートバッグも人気の高いノベルティアイテムです。ロゴやブランド名などを印刷できる広い面積があり、豊富な種類から選べる点が魅力です。単価も控えめで、大量配布に適しており、直接的な宣伝効果も期待できます。

3.付箋

低コストで実用性が高く、配布しやすい付箋(ふせん)は、ビジネスや学生向けのノベルティに最適です。付箋はスペースを取らず、日常的にメモとして多用されるため、名入れを施すことで企業や商品の長期的な宣伝効果が期待できます。

また、オフィスワーカーや学生が頻繁に使うことから、ビジネス関連イベントや学校関連のプロモーションに最適です。このように、付箋はコスト効率と実用性を兼ね備えたノベルティとして、多くのビジネスシーンや教育関連のイベントで効果的に活用されています。

4.タンブラー・マグカップ

おしゃれで実用性の高いタンブラーとかわいいマグカップは、ノベルティとして非常に人気があります。タンブラーはファッショナブルなデザインで、デスクに置いても素敵な雰囲気を醸し出し、長期的に利用されることが多い傾向です。とくに、オリジナルキャラクターを使用している企業にとって、これらのアイテムは適しています。

また、使い勝手が良く、見た目も魅力的なマグカップは、毎日のコーヒーや紅茶の時間を彩るアイテムとして受け取り手に喜ばれます。

5.除菌・消毒グッズ

2020年から続く新型コロナウイルス感染症の影響により、除菌や消毒の重要性が高まり、生活様式にも大きな変化が生じました。そのため、除菌・消毒関連のアイテムはトレンドとなり、ノベルティグッズとしても非常におすすめです。

こまめな手指の消毒が日常の一部となっている現在、持ち運びに便利な消毒グッズは受け取り手に喜ばれます。さらに、このようなアイテムは世代や性別を問わずに利用される日用品として非常に人気です。感染症対策が今後も重要なテーマとなるため、トレンド性と実用性を兼ね備えたノベルティアイテムとして適しています。

6.缶バッジ

缶バッジは、リーズナブルにつくれるノベルティアイテムです。そのため、オリジナルのノベルティを配布したいが、予算をあまり確保できない場合におすすめします。

また、ネットで大量注文することにより、さらなるコストダウンも可能です。作成する際、デザイン性を重視しながらロゴを入れると、鞄などに身につけてもらえる確率が高まります。

7.マグネット

マグネットはサイズも小さく、配布しやすいノベルティです。また、冷蔵庫の扉やビジネスシーンではホワイトボードなどに貼り付けられることが多く、日常的に目に触れやすいこともメリットだといえます。

名刺サイズとマグネットバーの2種類がよくノベルティに使われますが、それぞれ以下のような特徴があります。

【名刺サイズ】

マグネットの面積が大きく、訴求したい内容を掲載しやすい

【マグネットバー】

使い勝手がよく、利用してもらえる確率が高い

ノベルティ 効果でよくある3つの質問

ノベルティの効果でよくある質問には、以下の3つが挙げられます。

  • 質問1.ノベルティをつくる際の注意点は?
  • 質問2.ノベルティはどれくらい用意するべき?
  • 質問3.ノベルティをつくる手順は?

ここではそれぞれに分けて解説しますので、詳しくみていきましょう。

質問1.ノベルティをつくる際の注意点は?

ノベルティグッズをつくる際、注意点には以下のようなものが挙げられます。

  • トレンドや時流から検討する
  • 受け取った人が喜ぶアイテムを選ぶ
  • 使いやすさやサイズに注意する
  • 法的な制約に気を付ける(景品表示法)
  • 社名やロゴを入れる

これらの観点からノベルティを制作することにより、効果的な広告手段となります。とくに、名入れはノベルティ配布する場合において重要な要素です。

質問2.ノベルティはどれくらい用意するべき?

ノベルティの適切な数を決定するためには、予算と効果のバランスが重要です。予算には限りがありますので、できるだけ効率的にノベルティを制作し、効果を最大化するための数を用意します。

この際、仮説検証が効果的です。仮説検証とは、設定した仮説に対して実際のデータを用いて検証する方法です。たとえば、見込み客を30名獲得したいと仮定します。

まず、「ノベルティを何個配布した場合、何人が見込み客になるか」という仮説を立てます。この際、10個配布して1人が見込み客になるという仮説を立てた場合、300個のノベルティがあれば30人の見込み客を獲得できるとの予測が可能です。

次に、実際にノベルティを配布し、その結果を分析します。仮説と実際の結果を比較し、どれだけの誤差があるかを確認してください。

このプロセスを繰り返すことによって、より正確な効果を得るために必要なノベルティの数を算出できます。

質問3.ノベルティをつくる手順は?

ノベルティをつくる手順は、以下の通りです。

  1. 目的・テーマの決定
  2. 予算の決定・期限と個数の決定
  3. ターゲットの決定・配布場所の決定
  4. 配る季節を決める・素材の決定
  5. 名入れや色を決める

ノベルティの製作を始める際には、明確な目的とテーマを決定することが重要です。ノベルティは何を目指して作るのか、どのようなテーマやコンセプトを持つのかを明確にしてください。

また、予算や納期、個数についても費用対効果を高めるために重要です。さらに、ターゲット層を特定し、誰に向けてノベルティを配るのかを考えます。また、配布場所や方法の検討も必要です。

そのうえで、ノベルティにブランド名やロゴ、サービス名のいずれを入れるのかを検討してください。名入れすることにより、ブランド認知を高める効果があります。

まとめ

ノベルティの効果に関することを解説しました。適切なノベルティを制作することによって、単なるおまけではなく、新規集客や認知拡大に役立ちます。さらに、ノベルティは低コストで宣伝できるだけではなく、消費者の購買意欲を高める効果も期待できます。

また、ノベルティの選び方やおすすめグッズの特徴についてもご紹介しました。これからノベルティ制作を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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