ノベルティを制作する際、特定のキャンペーンやイベント向け、個人利用など、小ロットで検討したい方も多いでしょう。
この記事では、ノベルティを小ロットで作るメリットから、おすすめの印刷会社まで紹介します。また、小ロットで作る際の注意点やよくある質問も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

ノベルティを小ロットで作るメリットは3つ
ノベルティを小ロットで作るメリットを紹介します。主に次の3つです。
- コストを削減できる
- 短納期に対応できる
- 受注者のニーズに対応できる
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.コストを削減できる
小ロット生産は、過剰在庫リスクの軽減によりコスト削減につながります。大量生産では初期費用や在庫コストがかさみますが、小ロットの場合は必要な分だけ生産できるため、これらのコストを抑えられます。
特に小物グッズのように単価が低い商品の場合、過剰在庫は大きな損失につながりますが、小ロット生産により生産数を調整し、状況に応じた微調整が可能です。これにより、生産者だけでなく受注者もコスト削減の恩恵を受けることが期待できます。
2.短納期に対応できる
小ロットは、短納期での提供が可能であることもメリットのひとつです。一般的に大量生産は時間がかかる傾向にありますが、小ロット生産では製造プロセスがより迅速になるため、急なイベントやキャンペーンへの対応も容易になります。
この柔軟性は、急を要する需要に応えることができるため、顧客満足度の向上に繋がるでしょう。
3.受注者のニーズに対応できる
小ロット生産は、受注者の細かなニーズや要望に柔軟に対応できる点も魅力です。この生産方式では、ターゲットに合わせたオリジナルのノベルティや、色違い、デザイン違いなど多品種のカスタマイズが可能になります。
そのため、顧客の具体的な要望に応じた製品を効率的に提供することができます。このような対応力は、市場の多様な要求に応える上で重要な要素となるでしょう。

ノベルティを小ロットから作れる印刷会社おすすめ7選
続いて、ノベルティを小ロットから作れる印刷会社を紹介します。それぞれの特徴を比較し、ノベルティ制作の参考にしてみてください。
1.グラフィックラボ 缶バッジ研究所
引用:缶バッジ研究所
グラフィックラボ 缶バッジ研究所は、オリジナルの缶バッジ作りに特化したサービスが魅力的であり、ノベルティとして利用できるだけでなく、イベントやパーティーでのプレゼント、さらには商品として販売することも可能です。
小ロット制作が可能であり、大量生産が必要ない場合や、多種多様なデザインの缶バッジを作りたいというニーズにも対応しています。デザイン制作から印刷、製作までを一貫して行っているため、納期も短く高品質な商品が手に入ります。
また、オンライン受注のため、全国どこからでも利用可能です。デザインのサポートも充実しており、初めての方でも簡単にオリジナルのノベルティを作成することができます。
2.販促STYLE
引用:販促スタイル
販促STYLEは、少ロットの注文にも対応しており、ほとんどの商品が30個から注文可能です。クリアファイル、ボールペン、ハンドタオルといった定番のノベルティから、エコバッグやUSBメモリー、オリジナルデザインのマスクなど、企業のブランドイメージや活動内容に合わせたアイテムが豊富に取り揃えられています。
また、最短2日で名入れ出荷も可能です。必要な時に必要な分だけノベルティを作成できる点が魅力のひとつです。
3.販促マニア
引用:販促マニア
販促マニアは、タンブラーやマイバッグ、タオル、モバイルグッズなど、さまざまな商品を小ロットから作成可能です。
商品にあわせてフルカラープリントも可能なので、デザインにこだわりがある場合にもおすすめです。さらに、個々のアイテムに名前やメッセージを入れる名入れノベルティも対応しており、効果的なプロモーションやギフトとして利用できるでしょう。
4.緑陽社
引用:緑陽社
緑陽社は、さまざまなニーズに応えるオリジナルグッズとノベルティの製作を手掛ける印刷会社です。500種類以上の商品ラインナップを誇り、小ロットの製作にも対応しています。
取り扱いアイテムには、アクリルキーホルダーやバッグ、文具、生活用品、カレンダーなどが含まれ、定番商品からユニークな商品まで揃っています。また、期間限定の特別フェアを開催していることもあり、お得にノベルティを作成できる点も特徴です。
5.小ロットン
小ロット・ンは、販促品や景品、ノベルティグッズ、粗品などを豊富に取り揃えた総合卸問屋です。ショップや企業の集客・販売促進に貢献する提案が得意で、さまざまなシチュエーションに合わせた商品を提供しています。
また、ほとんどの商品において名入れ対応が可能で、カスタマイズされたノベルティを提供することで、最大の満足をお届けします。
6.ほしい!ノベルティ
参考:ほしい!ノベルティ
「ほしい!ノベルティ」は、企業や団体のプロモーション活動を支える専門ECサイトとして、オリジナルグッズの制作を幅広く展開しています。名入れやオリジナル印刷が可能なアイテムを多数取りそろえているため、行事やイベントの目的に応じた制作が可能です。
とくに、少量注文への対応力が高く、小規模な販促企画にも無理なく利用できます。さらに、専用ツールを使用すれば初心者でも簡単にデザインを作成でき、入稿作業もスムーズです。
7.オリジナルグッズプレス
参考:オリジナルグッズプレス
「オリジナルグッズプレス」は、誰でも簡単にオリジナルアイテムを作成できる便利なECサイトです。Tシャツやマグカップ、アクリルキーホルダーなど、選べる商品が豊富で、個人の趣味から販売用まで幅広く活用されています。
オンライン上で完結するデザインツールは直感的に使用でき、特別なスキルがなくても自分だけのグッズが完成します。少数からの注文にも対応し、急ぎの納品希望にも柔軟に対応できる点が人気です。

ノベルティを小ロットで作る際の注意点は2つ
ノベルティを小ロットで作る際の注意点は、主に2つ挙げられます。
- ロット数とコストのバランスを考慮する
- 送料まで確認する
それぞれ詳しくみていきましょう。
1.ロット数とコストのバランスを考慮する
小ロット生産は、大量生産と比較すると、製造単価が高くなる傾向にあります。これは、生産効率が低下し、製造コストが増加するためです。
ノベルティを小ロットで制作したい場合は、事前に費用をしっかりと調査しましょう。ロット数とコストのバランスを考慮することが、生産計画において極めて重要です。
2.送料まで確認する
ノベルティを小ロットで作る際は、制作費だけでなく配送にかかる送料も考慮すべきです。一見、単価が安く見える印刷会社でも、送料が高額であれば実際には予算オーバーになる可能性があります。
また、ロット数によって送料が変わる場合もあるため、具体的な数量を見積もりした上で送料を確認することが重要です。
なお、短納期での制作を希望する場合、急ぎの配送を利用すると送料が高くなることもあります。そのため、納期の余裕を持って制作計画を立て、余計な送料を抑えることも大切です。

小ロットのノベルティ作成におすすめの商品は3つ
次に、小ロットのノベルティ作成におすすめの商品についてご紹介します。
- キーホルダー
- エコバッグ
- 缶バッジ
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.キーホルダー
キーホルダーは実用性に加えて、オリジナリティを表現しやすいノベルティとして多くの企業に活用されています。アクリルやラバー、金属といった素材のバリエーションが豊富で、ロゴやメッセージを取り入れたオーダーメイドも可能です。
少量から発注できるため、小規模なプロモーションや短期キャンペーンにも取り入れやすく、柔軟な運用が魅力です。手軽に配布できるサイズ感で、郵送やイベントでの配布にも適しており、ブランドの露出を自然に高めるツールとして注目されています。
2.エコバッグ
エコバッグは、環境配慮と実用性を兼ね備えたノベルティとして、多くの企業に選ばれています。買い物や外出時に持ち歩く場面も多く、自然にブランドやロゴの露出が増える点が魅力です。
素材もコットン、不織布、ポリエステルなど多様で、予算や用途に応じて柔軟に選べます。小ロットでの注文が可能なため、限定イベントやプロモーションにも最適です。印刷スペースも広く、印象に残るデザイン展開ができるのも大きなメリットです。
3.缶バッジ
缶バッジは、手軽にオリジナリティを表現できるノベルティとして多くの場面で活躍しています。低コストで制作可能なうえ、小ロットから対応できるため、限定キャンペーンや記念イベントにもぴったりです。
形やサイズの種類も豊富で、デザインの自由度が高く、視覚的なインパクトを与えやすい点も魅力です。オリジナルロゴやキャラクターを取り入れたデザインは、ファンにとっての収集アイテムにもなり、長期的なブランドの記憶に残る効果が期待できます。

オリジナル缶バッジの制作に「缶バッジ研究所」がおすすめな理由
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ノベルティ 小ロットでよくある3つの質問
さいごに、ノベルティの小ロットでよくある質問にお答えします。
- 質問1.ノベルティを小ロットで作る場合、どれくらい用意するべき?
- 質問2.ノベルティ制作会社の選び方は?
- 質問3.もらって嬉しいノベルティは?
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
質問1.ノベルティを小ロットで作る場合、どれくらい用意するべき?
ノベルティの適切な数量を決定するためには、「仮説検証」という分析手法が役立ちます。このアプローチでは、まず特定の仮説を立て、実際の結果と比較することで最適な数を見つけ出します。
たとえば50名の見込み客を獲得したい場合、10名に配布して1名が見込み客になると仮定すると、目標達成には500個のノベルティが必要だと推測可能です。ノベルティを配布した後、仮説と実際の結果の誤差を分析することで、仮説の精度が向上し、より効率的に効果を出せる数量を算出できます。
予算の制約も考慮しながら、この方法を用いることで、効率的にノベルティの数を決定することが可能です。
質問2.ノベルティ制作会社の選び方は?
ノベルティ制作会社の選び方には、以下の3つが挙げられます。
- 予算や納期にあっているか
- 目的にあっているか
- 管理体制が整っているか
次のページでは、ノベルティの効果やノベルティ制作会社の選び方を詳しく解説しています。また、おすすめのノベルティ制作会社も紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
関連記事:【2025年最新】おすすめのノベルティ制作会社15選|選び方やよくある質問もご紹介!
質問3.もらって嬉しいノベルティは?
センスのいいノベルティの特徴には、以下の4つが挙げられます。
- デザイン性が高い
- 実用性がある
- 流行やトレンドをおさえている
- ユニークで面白い
次のページでは、ノベルティグッズのプロがセンスのいいノベルティの特徴やおすすめしたいグッズをピックアップして紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:【プロが教える】センスのいいノベルティグッズとは?男女ともに喜ばれるおすすめアイテムをご紹介!

まとめ
ここまで、ノベルティを小ロットから作れる印刷会社を紹介しました。ノベルティを小ロットで作るメリットは主に3つあり、コスト削減、短納期への対応、そして受注者のニーズへの柔軟な対応です。
小規模のキャンペーンやイベント、個人利用など、小ロットで検討している場合は、ロット数とコストのバランス、送料を考慮しながら、満足度の高いノベルティを制作しましょう。
なお、弊社が運営する「缶バッジ研究所」では、サイズや種類のバリエーションを豊富に取り揃えており、完全自社製造で高品質なオリジナル缶バッジをお届けいたします。
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